こんにちは、PAOです!
春が近づいてきました。
4月から小学校に入学するお子さんがいるご家庭では、入学準備に忙しい時期ですね。
最近では、キャラ物の文房具や学用品の使用を禁止する学校が増えているようです。
そこで、今回は元小学校教員のPAOが、
- なぜ文房具はキャラクター禁止なのか
- どんな文房具を選べばよいか
- キャラクターの文房具をすでに買ってしまった場合の対処法
についてご紹介します!
小学校入学準備の参考になれば幸いです(^-^)
- 小学校に入学するお子さんがいるご家庭
- 小学生のお子さんに、どんな文房具を持たせたら良いか分からない方
小学校の文房具はキャラクター禁止?
わたしが勤めていた小学校では、キャラものの文房具は控えるよう保護者のみなさんにお伝えしていました。
他の小学校教員の友人と話をしても、多くの学校が同様の対応をしていました。
実際のところは、どの程度厳しく決められているかは学校によるところが大きいかと思います。
学校の文房具でキャラクター禁止の理由とは?
では、そもそもなぜ学校ではキャラクター文房具を禁止しているのでしょうか。
それは、
- 学習に集中するため
- トラブルを防ぐため
この2点が理由として挙げられます。
学習に集中するため
特に低学年は、集中力がまだまだ乏しい時期です。
自分の興味があるものや気になるものが机上にあると、そちらに集中力が割かれてしまいます。
わたしは、低学年の担任経験もあります。
文房具は子どもにとって最高の遊び道具です(笑)
子どもが授業に集中できる環境を整えるためにも、キャラクターの文房具は避けた方が無難です。
トラブル防止のため
キャラクター文房具はトラブルの元です。
お友だちのものが欲しくなって、取ったり取られたり、ケンカの原因になることもあります。
また、キャラクターでお気に入りの文房具だと汚れたり無くしたりしてしまった時のショックも大きいですしね。
(もちろん、キャラものでなくても物は大事に使いましょう!)
キャラものでなければ何でもアリ?
「キャラクターが禁止なら、キャラクター以外なら何でもいいの?」と疑問を持たれるかもしれません。
教員側の気持ちとしては、「できる限りシンプルなデザインのもの」を選んでいただきたいです。
キャラクター文房具を禁止している理由が、
- 学習に集中するため
- トラブルを防ぐため
なわけですから、これらの条件を満たすには、あまり派手なデザインは望ましくありませんよね。
とはいえ、子ども一人ひとりの好みや個性もあります。
好きな色やワンポイントなどで気に入ったものを探せると良いのではないでしょうか。
元小学校教員が紹介!おすすめの文房具
さて、それでは、どんな商品がおすすめなのか実際にご紹介します!
教員目線で、「これなら良さそう!」と思うものを選んでみました( ´ ▽ ` )
ただ、学校によってルールが異なりますから、お子さんが通う学校のルールに則った上で参考にしてくださいね!
筆箱
筆箱を選ぶときのポイントは、
- 箱型
- 鉛筆を一本一本独立して収納できるタイプ
- 鉛筆を5〜6本収納できること
- 高価でない物(壊れたり汚れたりしても良い物)
この4つです。
高学年になるとポーチタイプを使用したがりますが、中身を確認しづらいので避けた方が良いでしょう。
ポーチタイプの筆箱は、不必要なものをこっそり忍ばせたり、鉛筆を削り忘れたままにしたりする原因になるので、おすすめできません。
とにかくシンプルなら、これがいいですね。
カラーが豊富なので、お気に入りの一つが見つかるかもしれませんね。
多少の柄やワンポイント程度ならOK!の学校の場合、これらがおすすめです。
女の子なら刺繍の模様、男の子ならスポーツブランドのロゴなどは人気ですね♪
鉛筆
鉛筆を選ぶときのポイントは、
- 六角形のもの
- (筆圧によるが)B〜2B
- 余計な装飾がないもの
この3つです。
三角形の鉛筆が良いイメージを持たれがちですが、個人的には六角形がおすすめです。
その理由は、また別の記事でまとめますね。
濃く、はっきり文字を書くにはB〜2Bがおすすめです。
しばらく使用して、筆圧が強くあまりに濃すぎる場合はHBの鉛筆を検討しても良いでしょう。
(ただ、その場合は、字を書くときの力加減を練習する方が優先度が高いかもしれません。)
こちらの商品は、名入れも行ってくれるのでおすすめです。
ちなみに、面倒かもしれませんが、鉛筆には一本一本必ず記名しましょう。
毎日、まいごの鉛筆が担任の元へわんさか届きます(^^;
消しゴム
消しゴムを選ぶときのポイントは、
- 白くて四角いもの
- 消しやすいもの
- 割れにくいもの
- 匂いがないもの
この4つです。
また、消しゴムは使っているうちに丸くなってきますが、そうなったら交換しましょう。
丸い消しゴムは、転がるので無くしやすいです。
個人的には、「MONO」と「Ain」がおすすめです。
一時は「まとまるくん」が流行りましたが、割れやすいのでおすすめしません。
定規
定規を選ぶときのポイントは、
- 15cm程度の長さ
- 折りたたみ式ではないもの
- 薄くて、引きやすいもの
この3つです。
最近では、↓このような折りたたみ式の定規もあります。
一見便利そうにも思えますが、学校での使用はおすすめできません。
まっすぐ線を引くには使いづらいし、カチカチと音がして集中力が妨げられるからです。
また、壊れやすいのもマイナスポイントです。
シンプルで、少し柔らかいものがおすすめです。
ノートや教科書のような冊子に線を引くとき、定規が少ししなってくれると線を引きやすくなります。
鉛筆キャップ
鉛筆を一本一本収納できる筆箱を使用すれば、キャップは必要ありませんよね。
鉛筆キャップは無くしがち文房具、ダントツNo.1です。
極力持たせないようにしましょう。
キャラクターものの文房具をすでに買ってしまった時の時の対処法は?
とはいえ、
「禁止と知らずにキャラクター文房具を買ってしまった!」
とか、
「おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらっちゃった!」
という方も中にはいるかもしれません。
そういった場合はどうしたら良いでしょうか。
習い事用
学校で使えない代わりに、習い事用にすると良いでしょう。
学校の文房具を習い事と兼用していると、うっかりランドセルに入れ忘れてしまうことがあります。
自宅用
習い事をしていなかったり、文房具を使用しない習い事(スポーツなど)をしていたりする場合は、自宅用にするのもおすすめです。
自宅で宿題をするときに、学校用の文房具をわざわざ出して使うのは手間ですよね。
自宅用に文房具を用意しておけば、宿題にとりかかるハードルも低くなります。
小学校の文房具はキャラクター禁止?まとめ
小学校で毎日使う文房具ですが、意外と細かいルールがあって驚きますよね。
「めんどうだな…。」
と感じてしまう人もいるかもしれません。
でもそれらのルールは、“子どもが学習に集中できる環境を作るため“に設定されています。
子どもが気持ちよく学校生活を送れるように、家庭でも支援したいですよね。
ぜひ、お子さんと一緒に、お気に入りの文房具を探してみてください(^-^)
最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪