元小学校教員主婦のひとり言

学校で日焼け止めはなぜ禁止?プールや運動会練習の時はどうする?

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こんにちは、PAOです!

最近、夏のように暑い日が続きますね。

 

早くも運動会練習が始まっている学校もあるかもしれません。

これからの季節で気になるのが、「日焼け」ですよね。

お子さんが通っている学校は、日焼け止めの使用はOKでしょうか?

未だに日焼け止めの使用を禁止している学校も少なくありません。

そこで、今回は、

  • 学校で日焼け止めはなぜ禁止なのか
  • プールや運動会練習などの授業の時の対

について、元小学校教員の視点からまとめてみました。

ぜひ最後までお読みください!

 

目次

学校で日焼け止めはなぜ禁止?

紫外線による日焼けは、老化や肌の病気の原因とも言われています。

もちろんそれは、大人だけの問題ではありません。

最近では、子どもも大人と同じように日焼け対策をすることが推奨されています。

 

小学生のママ<br>A子さん
小学生のママ
A子さん

日焼けは体に良くない、ってみんなわかっていることなのに、どうして学校ではいまだに日焼け止めを禁止しているのかな?

元小学校教員<br>PAO
元小学校教員
PAO

学校でなぜ日焼け止めが禁止なのか、わたしは3つの理由があると考えているよ!

順番に解説してくね!

 

トラブルのもとだから

一番の要因として考えられるのは、日焼け止めを学校に持ち込み可にしたことによるトラブルを避けるためです。

例えば、

  • 無くした
  • 目に入った
  • お友だちのものをとった、とられた
  • 洋服についてしまった

などが予想されます。

日焼け止めは、「学習に必要ないもの=不用品」としてのイメージがまだまだ強いように思います。

 

塗る暇がないから

授業で日焼け対策が必要な場面といえば、

  • 体育
  • プール授業
  • 運動会練習

などが考えられます。

どの授業の前にも、着替えや準備が必要になります。

学校の休み時間は、授業と授業の間に 5分しかないので、日焼け止めを塗っている暇はありません。

ですから、実際のところ、日焼け止めを学校に持ってきても塗る時間がないのです。

 

元小学校教員PAO
元小学校教員PAO

特に低学年くらいだと、自分で全身に日焼け止めを塗るのって意外と難しいかも…。

日焼け止めを塗っていたせいで授業に間に合わない!なんてことがあると困る、というのが先生の本音かな。

 

プールの水が汚れるから

学校のプールは、夏の間水の入れ替えは行われません。

日焼け止めを塗った人がプールに入ると、日焼け止めの成分がプールの水の中に溶け出してしまう可能性があります。

一人だけなら大した量にはなりませんが、学校のプールは多くの人が入ります。

また、それが毎日繰り返されると水の汚れもどんどん酷くなってしまいますよね。

できる限りプールの水をきれいに保ちたいと先生たちは考えて、日焼け止めを禁止している場合もあるようです。

 

ただ、最近では、日焼け止めを塗ってプールに入っても、プールの水質には問題がないという研究結果も出ているとか。

このデータも踏まえて、学校がどのように判断するかでルールが決まります。

 

プールや運動会練習での日焼け対策は?

学校で日焼け止めの持ち込みを禁止されている場合、プール授業や運動会練習の時はどのように対策をしたら良いのでしょうか。

小学生のママA子さん
小学生のママA子さん

学校で日焼け止めを禁止している理由はなんとなくわかったけど、子どもの日焼けは気になる…。

どう対策をとったらいいの?

元小学校教員PAO
元小学校教員PAO

それじゃあ、わたしが教員時代、子どもたちがどんな日焼け対策をしていたか紹介するよ!

朝に塗ってから登校する

日焼け止めを朝に家で塗ってから登校するのが一番確実な対策です。

家庭で日焼け止めを塗ってから登校すれば、学校でトラブルにつながることはほぼありません。

わたしが小学校の教員をしていた時にも、夏の時期に日焼け止めを塗って登校している子どもも多くいました。

それに関して特に指摘したり注意したりしたことはありませんでしたし、それを問題視している教員も特にいませんでした。

元小学校教員PAO
元小学校教員PAO

不要なトラブルは極力避けたい!というのが、先生たちの正直な気持ち。

家庭で親の管理下で日焼け止めを塗る分には何も心配いらないね♪

 

ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使う

プールの水質維持が目的で日焼け止めの使用を禁止されている場合は、ウォータープルーフタイプの日焼け止めなら問題ない可能性があります。

ウォータープルーフタイプの日焼け止めは、水に濡れても落ちないのが特徴です。

汗にも強いので、プール授業以外でも活躍するでしょう。

ただ、肌に負担がかかる場合があるので、お子様の肌体質に合わせて選んであげることが重要です。



 

ラッシュガードを着る

ウォータープルーフでも日焼け止めがNGな場合、ラッシュガードの着用で日焼けの対策をしましょう。

特に男の子は、水着だと肌の露出が多いのでラッシュガードは有効な対策になります。

シンプルなデザインのものなら、学校も使用を許可してくれる場合があります。

 

元小学校教員PAO
元小学校教員PAO

引っ張られて首がしまる危険性を避けるためにも、フードがないタイプがおすすめ!

柄や模様がないタイプがベター♪



 

学校に相談してみる

日焼け止めもラッシュガードも禁止!という学校は多くないかもしれませんが、もしその場合は一度学校に相談してみる必要があるかもしれません。

学校側も、深く考えずに「今まで禁止だったから…」という理由だけで禁止にしている場合も少なくありません。

子どもの健康を守るために日焼け対策は必須です。

可能な限りの対策ができるように、学校と建設的な話し合いも検討してみましょう。

 

学校で日焼け止めはなぜ禁止?まとめ

学校で日焼け止めを禁止している理由は、

  • トラブルのもとだから
  • 塗る暇がないから
  • プールの水が汚れるから

などが考えられます。

また、「今まで禁止だったから…」と深く考えず禁止にしている場合も少なくないでしょう。

 

プール授業や運動会練習などで、長時間外に出ることもありますから、子どもの日焼けが心配ですよね。

そこで、日焼け止めの持ち込みが禁止でもできる日焼け対策として、

  • 朝に塗ってから登校する
  • ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使う
  • ラッシュガードを着る
  • 学校に相談してみる

などがあります。

 

日焼け対策は、大人だけの問題ではありません。

子どもの健康のために日焼け対策は必須です。

学校でも家庭でも、しっかり対策していきたいですね!

最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

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この記事を書いた人

小学校教諭として5年勤務した後、帰郷&出産のため退職。
1年前、再就職を試みてジョブカフェに足を運ぶも、
「職務経歴書?何書くの?」
「添状?何それ美味しいの?」
状態で絶望し、教員の転職について勉強しました。
この経験から、教員の転職のノウハウについて発信しています。
その他、学校のあれこれや子育て関連の記事も公開中。

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