こんにちは、PAOです!
7月も終わりが近づき、多くの学校が夏休みに入る時期になりました。
1学期を無我夢中で走り抜けた先生方も、ほっと一息ついている方も多いのではないでしょうか。
ようやく夏休み!!
…でも、夏休みって実際のところどのくらい休めるの…?
確かに、子どもが学校に来ない夏休み中、先生たちが何しているのか気になるよね。
そこで今回は、
- 教員の夏休み中の仕事
- 教員は夏休み中どれくらい休めるのか
- 教員の夏休み、おすすめの過ごし方!
についてご紹介します!
長いようであっという間に過ぎてしまう夏休みをできる限り有意義なものにしましょう♪
教員の夏休み中の仕事
夏休みって子どもは学校に来ないけど、仕事なんてあるの?
実は、先生たちは夏休み中も仕事をしているよ!意外と忙しいんだ。
教員の夏休み中の主な仕事は以下の通りです。
えっ!やることいっぱいある!?
せっかく夏休みはゆっくりできると思ったのに…。
まあまあ、夏休みにどれくらい休めるかは後で解説するよ。
まずはどんな仕事があるか、確認していこう!
個別面談
夏休み中に個別面談を実施する学校が多いです。
自治体や学校によっては、1学期中に実施するところもあるようです。
クラスの子どもの人数によりますが、終業式後1週間程度で実施されます。
研修
夏休み中のメインの業務の一つが研修です。
学校がある時は子どもたちと過ごしているので、先生自身が学ぶ機会を設けることがなかなかできません。
ですから、夏休みにはここぞとばかりに研修が入ります。
特に初任者研修は、お盆休み以外は毎週のように研修があります。
初任以外の教員も、1年・2年・10年経験者研修、夏期研修や悉皆研修、免許更新に関わる研修などが実施されます。
日直
夏休み中、毎日ではありませんが、日直が割り当てられることがあります。
日直の主な仕事は、
- 電話対応
- 来客対応
- 職員室の掃除
- 畑や花壇の水やり
- 飼育動物の管理
などがあります。
それ以外の時間は、自分の事務作業の時間に充てられます。
わたしは日直の日に授業準備や運動会のダンスを考えたり、教室の掃除や授業準備をしたりしていたよ!
畑や飼育動物の管理
日直の仕事でも紹介した通り、普段は、畑や花壇の水やりや飼育動物のお世話は基本的に日直の先生の仕事です。
ところが、夏休み中の特にお盆期間は学校が閉校となる場合があります。
地域や学校によって異なりますが、お盆期間含む1週間程度が設定されることが多いようです。
畑や生き物を1週間以上放置する訳にはいかないので、閉校期間中1〜2日に一回程度お世話に来る必要があります。
必ず割り当てられるとは限りませんが、夏休み中に欠かせない仕事の一つです。
こういった小さな雑務は若手に押し付ける風潮があるのが学校の闇…。
もし引き受ける場合は、代わりに代休取得できるよう管理職と掛け合ってみるのもアリ!
代休取得に関しては後ほど解説します!
その他(自治体や学校によって)
部活動指導
特に中学校では、部活動指導のために夏休み中も出勤している先生が多いです。
プール当番
学校がプール開放の割り当て校になっていると、プールの当番が割り当てられることがあるそうです。
最近では感染症の問題もあり、実施しない学校が増えているようですね。
夏祭りのパトロール
地域で行われる夏祭りの見回りに行くことがあります。
教員は夏休み中どれくらい休める?
さて、夏休み中も意外といろんな仕事があることが分かりましたね。
ええ…、じゃあやっぱり、夏休みもあまり休めないの??
落ち込まないで!
確かにやることは多いけど、普段の勤務よりは確実にゆっくりできるよ!
結論から述べると、うまく休みを組み合わせることで、1〜2週間ほど休むことが可能です!
わたしは結婚した年、
- 結婚休暇
- 夏期休暇
- 年休
を組み合わせて3週間くらいまとめて休んだことがあるよ!
もちろん、研修や部活動顧問などの分掌によって実現できるかどうかは変りますが…。
それでは、教員が取得できる休みにはどんなものがあるのでしょうか。
夏季休業
教員には、夏期休業という休みが与えられています。
年休とは別に、夏休み期間中に6日間“休まなくてはならない”期間があります。
お盆休み前後の学校が閉校する期間にまとめて取得する方が大半です。
年休
元々、教員は1年間に 日休みを取ることができ、それを年次休暇(年休)と言います。
当然土日の休みとは別で、休んでいても給料が発生します。
普段、子どもたちが登校している日は休みが取りづらいのが現状ですが、その分夏休み期間は積極的に年休を取ることができます。
代休
教員は勤務時間外の労働が非常に多いですが、場合によってはその分代休が与えられることもあります。
例えば、以下のような状況などです。
- 地域のイベントに参加するために休日に半日出勤した
- 修学旅行に引率して、勤務時間外にも業務が発生した
- 学校行事が土日に開催され、1日しか代休が設定されていなかった
- (Ex:土日→文化祭、月→休みの場合など)
代休取得が可能かどうかは、学校や校長の裁量で判断されますので、その都度管理職に確認を取ることをおすすめします。
意外と休んでいない代休が溜まっていたりしますよ^^;
わたしの勤務していた学校では、閉校期間中の畑や飼育動物のお世話をすると代休を取得することができたよ!
教員の夏休みおすすめの過ごし方!これだけはやっておけ!
やることが多いながらも、普段と比べると比較的穏やかな日常が過ごせる先生の夏休み。
地域によっては期間が1ヶ月以上の場合もあります。
長すぎる休みを無駄に過ごさないことがとっても重要!
それでは、休み期間中、何をして過ごすのが良いのでしょうか?
とにかく休む
最近は、教師の働きすぎが問題になっていますよね。
日々の過重労働で疲れ切った心と体を休ませるために時間を使いましょう。
とはいえ、一日中寝て過ごすことはおすすめしません。
逆に疲れが溜まってしまいます。
普段はなかなかできないウォーキングやジョギングなどの運動を始めたり、早寝早起きの習慣をつけたりするのが良いでしょう。
旅行に行く
夏休み期間中、まとまった休みが取りやすいのが教員の魅力の一つです。
羽を伸ばして、少し遠くに出かけてみるのはいかがでしょうか?
コロナ禍が気になる昨今なので、個人的におすすめなのは温泉です♪
1〜2泊程度で、露天風呂付きのお部屋に泊まると心身共にリラックスできますよ。
お盆の時期は混むので、少しずらして7月下旬〜8月上旬の平日に行くのがおすすめ!!
ちなみに、海外旅行に行く場合は「海外旅行届」が必要な場合がありますので、お早めの準備を!
2学期の準備
さて、十分リフレッシュできたところで2学期の準備を進めておきましょう。
具体的には、
- 2学期の授業準備
- 2学期の行事の準備
- 教室の整備
- 個別の指導計画や要録などの事務仕事
などを進めておくことをおすすめします。
夏休み中にこれらの業務をいかに進めておけるかで、2学期の負担が大きく変わってきます。
せっかくの夏休みに、仕事のことなんて考えたくないよぉ…。
…と、考えてしまうかもしれませんが、夏休み期間中も、毎日毎日2学期の準備をしろ!ということではありません。
それでは、せっかくの夏休みも台無しになってしまいます。
そうならないためにも、日直や職員作業日などの出勤日を十分活用しましょう。
出勤する日は、学校で事務作業や授業準備を集中して行う。
出勤しない日は、思い切り休む。
と、しっかり区別するのです。
仕事は学校で仕事!
休みは家で休み!
しっかりメリハリをつけよう!
教員は夏休み何してる?先生の夏休みの過ごし方をご紹介!まとめ
いかがだったでしょうか?
子どもたちが学校に来ない夏休み中も先生たちには仕事があります。
- 個別面談
- 研修
- 日直
- 畑や飼育動物の管理
- その他(自治体や学校によって)
- 部活動指導
- プール当番
- 夏祭りのパトロール
などです。
意外とやることが多くて驚きですよね。
とは言いつつも、普段よりも落ち着いた日々を過ごせることも確かです。
- 夏期休業
- 年休
- 代休
これらの休暇をうまく組み合わせることでまとまった休みを取ることもできます。
教員は、普段とにかく忙しい仕事です。
夏休みを有意義なものにするためにも、計画的に夏休みを過ごしたいですよね。
- とにかく休む
- 旅行に行く
- 2学期の準備
休む時は休む、仕事をするときは仕事とメリハリをつけることが大切です。
長い夏休みを計画的に過ごしモチベーションを上げた状態で2学期むかえたいですね♪
残りの夏休みもEnjoyしていきましょう!
それでもやっぱり先生という仕事が辛い…。
そう思った方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。